prisma/prisma
github.com/prisma/prisma6.10.1
Prisma ORMのバージョン6.10.1がリリースされ、主にバグ修正とパフォーマンス改善が行われた。特に、PostgreSQL接続を適切に終了させるための修正がWindows環境での問題を解決し、6.10.0での不完全な修正を完了させた。このバージョンへのアップグレードが推奨されている。また、TypeScriptベースのクエリ実行におけるメモリ内結合に関連するパフォーマンスの回帰が修正され、最大500倍のパフォーマンス向上が実現された。これにより、Rustベースのクエリエンジンと比較しても10〜20倍の改善が見られる。 • Prisma ORM 6.10.1のリリースにより、Windows環境でのPostgreSQL接続の終了処理が改善された。 • バージョン6.10.0での不完全な修正が完了し、アップグレードが推奨される。 • TypeScriptベースのクエリ実行におけるパフォーマンスの回帰が修正され、最大500倍のパフォーマンス向上が実現された。 • Rustベースのクエリエンジンと比較しても10〜20倍の改善が見られる。 • prisma devコマンドを使用している場合、6.10.xより古いORMバージョンからのアップグレードが推奨される。
6.10.0
Prismaのバージョン6.10.0がリリースされ、いくつかの新機能と改善が発表されました。まず、MS SQL ServerとPlanetScale向けにRustエンジンを削除し、RustエンジンなしでPrisma ORMを使用できるqueryCompilerがプレビューに移行しました。また、VS CodeのPrisma拡張機能により、複数のローカルPrisma Postgresインスタンスを管理できる新機能が追加され、Dockerなしで視覚的なデータベース管理が可能になりました。さらに、prisma migrate devコマンドのパフォーマンスが向上し、一部のデータベースで速度が2倍になりました。新たに「Push to Cloud」ボタンが追加され、ローカルのPrisma Postgresインスタンスを簡単にデプロイできるようになりました。PlanetScaleでは、shard keyのサポートが追加され、データベースのスケーリングが容易になりました。その他、pg-workerパッケージが非推奨となり、Cloudflare WorkersでのPrisma ORMの使用が簡素化されました。 • MS SQL ServerとPlanetScale向けにRustエンジンを削除し、RustなしでPrisma ORMを使用可能にするqueryCompilerがプレビューに移行した。 • VS CodeのPrisma拡張機能で複数のローカルPrisma Postgresインスタンスを管理できる機能が追加された。 • prisma migrate devコマンドのパフォーマンスが向上し、一部のデータベースで速度が2倍になった。 • 「Push to Cloud」ボタンにより、ローカルのPrisma Postgresインスタンスを簡単にデプロイできるようになった。 • PlanetScaleでshard keyのサポートが追加され、データベースのスケーリングが容易になった。 • pg-workerパッケージが非推奨となり、Cloudflare WorkersでのPrisma ORMの使用が簡素化された。
6.9.0
Prismaのバージョン6.9.0がリリースされ、Rustエンジンを使用しないPostgreSQLおよびSQLite用のPrisma ORMがプレビュー段階に移行しました。この変更により、Rustエンジンなしでの使用が可能になり、サーバーレス環境での体験が向上します。また、ローカルでのPrisma Postgresインスタンスの起動が改善され、複数のインスタンスを同時に実行できるようになりました。新しい接続文字列を使用することで、他のORMとも接続可能になり、バックアップと復元機能も強化されました。VS Code拡張機能にはPrisma Postgresを管理するためのUIが追加され、ユーザー体験が向上しています。 • Prisma ORMがRustエンジンなしで使用可能になった • ローカルPrisma Postgresの改善により、複数インスタンスの同時実行が可能に • 新しい接続文字列で他のORMと接続できるようになった • バックアップと復元機能が強化された • VS Code拡張機能にPrisma Postgres管理用のUIが追加された