エンジニア採用のための仕組みづくり

2018 / 04 / 23

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文章化したかったので記事にしました。 技術寄りの自分が思うことです。

結論

外部から見てもその会社が技術的に何をやっているかというのをわかりやすくするべきです。 自分だったら何も情報がない会社には振り向きもしないかなと思います。 ワクワクする会社がいいなって思う。


前提

入社する前(and 応募する前)のエンジニアはその会社のコードなどを知りません。 つまり、その会社で働いている人から聞くか、外から見たその会社の印象ぐらいしか判断する材料がないわけです。 面接や面談でわかることなんてほんと一握りだと思います。 エンジニアを入れたければ、どういう技術を使ってるか、どのような開発を行っているか、どのようなことに力を入れているか等を積極的に対外的に話した方が入社した後との差が少ないと思います。 どこの会社にも必ずある負債やコードの質は入社するまで見れないわけですからそこを考えてもしょうがないけど、全く印象や情報がないよりあったほうが安心感はありますよね?(ヤバさの可能性が低くなるかもしれない)

やりたいこと

「ああ、JS と言ったらあの会社だよね」的なことを世間的に思ってもらうことが大切だと思います。 その会社がその技術に投資・重視しているから入社したいという人は少なからずいるはずです。

方法

イベントで登壇する

これは会社としてでも、個人の話でもいいと思っています。 ただ、会社のスライドのテンプレートを使うと印象がいいかな気がします。 サムネイルが統一されているとはてブなどで見栄えが良くって、またこの会社か(いい意味で)と思います。

会社の技術ブログを続ける

何と言っても、会社自体が技術ブログを持っていて、日々それが更新されていると印象が良いです。 あと、個人の登壇資料よりも一箇所にまとまっているので情報を探しやすくてオススメです。

イベントの主催・協賛をしてみる

イベントの主催や協賛をしている会社を見ると、自分としては、会社として投資しているので安心感があります。 会社としてその技術に注力しているから投資しているわけなので。

特化したエンジニアと働ける環境の周知

別に著名とかじゃなくても良いんだけど、何かにめっちゃ詳しかったりする人です。 あの人と働きたいっていう感情があるとモチベーションが上がります。 そういう情報も外から見るとわからないので、発信する必要があると思います。(e.g. よくある Ruby コミッタが入社しました的な?? )


会社として

上記を達成するにあたり、これは絶対に強制させるべきではないと思います。 しかし、それでもやりたくなるような仕組みを会社は提供することにより、活性化すると考えます。 それは、ブログを書いたり登壇したりそのような会社のプレゼンスを上げる貢献をしてくれる社員に対して**適切な対価(評価)**を支払うべきということです。 それが上手く機能すれば、その人の価値と会社の価値の両方が上がる可能性があり、良い循環になるのではないかなと推測します。 自分のネタを会社として寄稿するのって結構決断がいると思うんですよね。(自分だったら自分のブログに投稿したいと思ってしまう)

難しい所

継続が難しいと思っています。 たとえば会社として報酬を与えるようなプラットフォームがあったとしても、人なのでモチベーションがあります。 なので会社全体的に一丸となって盛り上げていくことが大切だと思っています。 それはエンジニアにかぎらず、企画さんやデザイナさんもみんなで作っていければ理想です。 難しい話ですが、継続することにより、だんだんとその会社に印象がついてくると思います。

さいごに

どんなに基本的なことや簡単なことでも外へのコミットをするべきだと自分は考えています。 難易度とかは関係なく、何をやっているかが知りたいのです。 エンジニアはよくあると思うのですが、自分の持っている技術は外で話すほどでもないと思ってしまうかもしれませんが、案外それって貴重な情報だったりします。

このようなことの積み重ねでエンジニアがその会社を魅力的に感じ、エンジニアが集まり、どんどん技術力の高い会社に成長していくのではないかなと思います。 まぁあと、こっちのほうが長期的に見てもエージェントより安上がりになると思います。